来院される方へ

回復期リハビリ

回復期リハビリテーション病棟とは、自然回復を促す環境つくり、多くの専門職が集中的なリハビリテーションを行う場です。
回復期リハビリテーション病棟には、医師、看護師、ケアワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー、事務担当者など、関係する職種がそれぞれ専従で配置されています。
これら複数の職種からなるチームで、食事、更衣、排泄、移動、会話などのADL(日常生活活動)能力向上による寝たきり防止や在宅復帰を目標に評価、対応法、方向性の検討、復帰支援など集中的リハビリテーションを行っていく「リハビリテーション専門病棟」です。

回復期リハビリテーション病棟案内


当院には、3階に西病棟(42床)、東病棟(44床)と、2つの回復期リハビリテーション病棟を設置、それぞれに専従スタッフを配置し、患者さまの自宅退院、社会復帰という共通の目標に向かって生活支援を行っています。


Q1. 「回復期」ってなに?
身体機能や日常生活動作(ADL)の改善が期待できる時期のことです

大きな病気やけがをすると多くは「急性期病院」と呼ばれる病院で、まずは命を助けるための治療を受けることになります。治療によって命の危機を脱し、全身 状態はひとまず安定しますが、麻痺などの障害が残っている場合が少なくありません。これらの症状はすぐには固定せず、その後も引き続き機能回復が期待でき る期間が続きます。病気やけがの種類が違っても、自然回復や集中的なリハビリテーションにより身体の機能や日常生活動作の改善が見込まれるこの時期のこと を「回復期」と呼びます。


Q2. 誰でも入院できるの?
発症一ヵ月または二ヵ月以内の対象疾患をお持ちの方が対象です。

  • ・脳梗塞や脳出血などの脳卒中
  • ・大腿骨頚部骨折、脊髄損傷、頭部外傷 
  • ・外科手術や重症肺炎治療の安静による廃用症候群
        ⇒発症または手術後2ヶ月以内

・股関節、膝関節の神経や筋、靭帯損傷
        ⇒損傷後1か月以内

※このように、病名と、病気・怪我を発症してから入院するまでの期間が決められていますので、不明な点は当院の地域医療連携室にお問い合わせください。


Q3. どのくらいの期間、入院できるの?
疾患や傷病名、患者さんの状態によって異なります。

入院できる期間は、疾患や傷病名によって日数が決められています。
しかし実際には、患者さんの状態や退院先の状況によりそれぞれ異なります。
当院では、個人の能力の改善などを考慮しながら、できる限り柔軟に対応させていただきます。
自宅に帰ってからの患者さまの生活を第一に考え、主治医を中心とした医療スタッフが、「カンファレンス」と呼ばれる会議を定期的に開催し、各専門職の意見をもとに回復状況を確認し、患者さん、ご家族とともに最良の退院方法を考えていきます。


Q4. どのようなリハビリが受けられるの?
患者さんの身体状況によって異なりますが、必要に応じて理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語聴覚療法(ST)を一日最大3時間(9単位)まで受ける ことが可能です。
また、回復期リハビリテーション病棟では365日、何らかのリハビリテーションを提供していますので、土・日・祝日も患者様にとって最も必要性が高いと思 われるリハビリを受けていただいております。  


Q5. 自宅に手すりをつけたり、改善が必要でしょうか?
当院では自宅退院に向けての支援として、スタッフがご自宅内や周囲の環境を確認させて頂き、自宅退院に向けて、環境に応じたリハビリ練習を十分に行えるよう努めています。
ご自宅の玄関・敷居段差やトイレ・浴室の大きさといった自宅内環境や自宅周囲の道路状況などが在宅・社会復帰に向けて支障となることもありますので、それらの問題点についても、具体的な解決策をご本人様・ご家族様と一緒に考えさせていただきます。
必要な方には在宅環境の情報収集と病前の患者様本人の生活状況の確認を目的に、ご自宅へ訪問させて頂いています。  


Q6. 自宅へ帰ることが難しい場合は?
自宅への退院が難しい場合は、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、療養型病院などへの入所、転院のお手伝いをさせていただきます。
当院には老人保健施設「ウエルハウス協和」が隣接しており、医療から福祉まで一貫した質の高いサービスを提供することが可能です。



入院から退院までの流れ

入院から退院までの流れ

3階回復期リハ病棟へようこそ

3階回復期リハ病棟

病棟での生活





楽しみながらのリハビリテーション

曜日ごとに、創作活動や遊びり(遊び+リハビリテーション)、エンジョイクラブ(書道やゲームなどの趣味活動の時間)を取り入れています。
食堂に集合し、看護師やケアワーカー、リハビリスタッフがサポートしながら行います。




季節の行事

どうしても単調になりがちな入院生活。当病棟では、季節を感じられるさまざまな催しを行うことで季節感を感じていただくよう心がけています。
またレクレーション形式にすることで、楽しみながら身体を動かしたり、自然に声が出たり、笑顔がこぼれたり…、リハビリテーションとしても大切なイベントと考えています。




コンサート

患者さま参加型の行事の他にも、患者さまのご家族やスタッフの知人など、ボランティアの方々による演奏会なども積極的に受け入れています。