病棟案内

緩和ケア病棟

ごあいさつ

 千里中央病院は平成20101日に療養型の病院としてオープンしました。そして地域のニーズに応えて、平成20111日から、緩和ケア病棟をオープンしました。本来の緩和ケアはがんと診断された時から行うものですが、千里中央病院は療養型病院でありますので、積極的がんの治療が終わり、緩和ケアに専念する病院であります。できるだけ在宅療養と同じ生活ができ、また病状が悪化した時は在宅療養より安心できるという生活を目指しています。

日本ホスピス緩和ケア協会

 この度、特定非営利活動法人日本ホスピス緩和ケア協会より緩和ケア病棟行っている取り組みついて認証を受けましたのでご報告します。

緩和ケアとは

 がんの病気から起こってくる「体のつらさ」「心のつらさ」を医学的に精神的に和らげて、出来るだけ快適な生活が送れるようにすることです。そのために、緩和ケアチームが総合的に患者様を支援します。千里中央病院の緩和ケア病棟では末期がんで治療法がないか、あるいは辛い治療を受けたくないと思っている患者様とご家族に対して、身体的問題(痛み、倦怠感、食欲不良など)、心理社会的問題(病気に対する心配ごと、家族関係の問題など)に関して正しく評価を行ない、それらの問題を改善することで、生活の質を向上することにめざします。また患者様とご家族の大切な時間を有意義に過ごせるように努めます。

私たちが行っている治療とは

  1. 症状の緩和:緩和ケアチームが、専門的知識で様々な症状の緩和を行います。がんによる症状として、痛み、息苦しさ、嘔気、倦怠感、食欲不良、寝たきりなどの様々な苦痛があります。ほとんどが治療可能ですが、治療の効果がない場合は、最後の手段ですが、麻酔剤などで強力に鎮静することがあります。
  2. 栄養管理:管理栄養士が、患者様の希望や症状にあった食事で、栄養管理を行います。
  3. 服薬管理:薬剤師が専門的なきめ細かい薬の説明を行います。
  4. 心のケア:患者様ごとに担当看護師グループを決めて、心のケアも行います。
  5. 体力のケア:理学療法士がマンツーマンで指導します。
  6. アロママッサージ:有資格者がボランティアでマッサージをします。
  7. その他の診療科の往診:整形外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、眼科、歯科などが定期的に往診します。
  8. 身の回りのお手伝い:病院ボランティアスタッフがお手伝いします。

入院を希望される方へ(Q&A)

Q:「入院したいのですが、どうすれば良いでしょうか?」

A:癌の診察または治療を受けた医師の紹介状をもらって、千里中央病院の地域連携室を通じて、緩和ケア医師と看護師が、外来で本人または家族と面談して、緩和ケアについて説明します。その後、「入院可否の判定会議」で、入院許可が出れば入院できます。

 

Q:「入院するのにがん告知は必要でしょうか?」

A:患者様にはがん告知されていることが必要です。認知症などで理解できなくても形式的に告知が必要です。

 

Q:「入院してもがん治療はできるのでしょうか?」

A:緩和ケア病棟では化学療法や放射線療法はできません。免疫療法はしていませんが、持込で点滴をするなどの協力はいたします。

 

Q:「本人にホスピスや緩和ケア病棟であることを隠して入院できますか?」

A:本人が緩和ケア病棟であることを知らなければ、治療に支障が出ますので、納得してもらって入院してください。認知症などで理解できないときは不要です。

 

Q:「本人が重症の認知症でも入院できますか?」

A:病院から無断で離院する恐れのある人は入院できません。歩行困難な人は重症の認知症でも入院できます。

 

Q:「入院してもお酒は飲めるでしょうか?」

A:緩和ケア病棟に限り飲酒は可能です。主治医にご相談ください。ただし、他の患者様に迷惑をかけるほど醉われるのは困ります。

 

Q:「本人の好きな食べ物を差し入れできますか?」

A:感染の恐れのあるような生ものは、注意して差し入れをして下さい。ただし、医師の許可が必要です。

 

Q:「携帶電話は使用できますか?」

A:家族と密に連絡を取れるように携帶電話を使用できます。ただし、他の患者様に迷惑になるようなことは控えてください。

 

Q:病院にないような家電製品の持ち込みはできますか?」

A:他の患者様に迷惑をかけるものや、電熱器、ナイフ、ハサミなどの危険物以外は、持ち込みはできます。

 

Q:「ペットと面会したいのですが、可能でしょうか?」

A:個室に入院している場合、よく訓練されて、他の患者様に恐怖や迷惑にならないペットであれば、可能です。また総室に入院されている方は、特定の場所で可能です。

 

Q:「病院の駐車場はありますか?」

A:病院北側の千里中央第三駐車場の利用が便利ですが、深夜0時から朝6時まで出入庫ができませんので、注意をして下さい。その時間帯はガードマンの許可をもらって病院敷地内に駐車してください。

 

Q:「入院後に3ヶ月経つと退院しなければなりませんか?」

A:当院は、急性期病院ではないので、入院期間の制限はありませんが、病状が安定し、疼痛等の苦痛を緩和する必要がなくなれば、在宅療養をおすすめしています。

 

Q:「元気になったら一時退院できますか?」

A:外泊や退院も可能です。再入院は優先的にできます。

 

Q:「面談し、入院申込したら、緊急時に夜間や休日に診察してもらえますか?」

A:当院は救急病院ではないので、夜間・休日の診察は行っておりません。救急時はかかりつけの病院か、救急車を呼んで救急病院に行ってください。そして、当院へ入院が可能になったら、転院していただきます。

 

Q:「入院までの待機期間はどれくらいですか?」

A:現在入院している人が何日に退院するか予想が困難ですので、待機期間は解かりません。過去には、直ぐに入院できた時もありますし、3ヶ月待ちの時もありました。

スタッフ紹介

副院長 相原直彦

 一言ご挨拶:内科医として、患者さま、ご家族の大切な時間を有意義に過ごして頂けるようサポートして参ります。

顧問 小坂井嘉夫

一言ご挨拶:私も平成20年に早期腎臓癌になりました。人間は「いつかは死ぬ」と言うことを知っています。しかし、健康な人間で死を意識しながら生活をしている人はいません。これは何歳になっても死ぬのはまだまだ先のことだと思っているからです。しかし、がんを告知された瞬間、「命は限りあるものだ」と強く認識させられました。医学は進歩して早期がんならば、根治することも可能です。しかし、末期がんと告知されると、残念なことに余命が数カ月から数年に限られます。多くの人は健康に年をとり、老衰で死ねることを望んでいると思います。しかし、超高齢化になり認知症になり、寝たきりになり、点滴や胃瘻から栄養を与えられるのも考えものです。がんになれば、期間は短いけれど人生の整理ができ、家族や友人に世話をかける期間も短くてすみます。最近は癌のどんな苦痛も緩和されようになり、安楽に死ねることは、高齢者の場合は必ずしも悪いことではないと私は思うようになりました。

医師 小野聡子(非常勤)

 

看護師 22名

  • 緩和ケア認定看護師 2名
  • がん性疼痛看護認定看護師 2名
  • リンパ浮腫療法士 1名

病棟薬剤師 1名(輪番制)

  • 緩和薬物療法認定薬剤師 3名

看護助手 3名

 

リハビリ療法士 訪室制で若干名

 

管理栄養士 1名

 

ソーシャルワーカー 1名(輪番制)

 

病院ボランティア 1名

ボランティアの募集中ですので、どんな方でも応募下さい。報酬はありません。ボランティアをしていただいた1000時間毎の感謝状と記念品を差し上げます。お仕事は「患者様の簡単なお世話をしていただくことです」。

行事

音楽会・生演奏(約1回/月)

 

節分

 

七夕祭り

 

クリスマス

 

病棟の案内

全病室にトイレ設備を設けております。持込品(衣食類、携帯電話など)や面会時間ついて柔軟な対応を行っています。

総室(4人部屋・トイレ付・テレビ有料) 4室 0円(税込)
個室(1人部屋・トイレ付・テレビ無料) 8室 18,360円/日(税込)
特別室(1人部屋・浴室・トイレ付・キッチン付・テレビ無料) 1室 37,800円/日(税込)

総室写真

 

個室写真

 

特別室写真

 

家族控室(洋間)

 

家族控室(和室)

 

デイルーム

 

入浴

寝たきりや車椅子の患者様も、看護師や看護助手が入浴のお手伝いをして入浴できます。
普通のお風呂もありますので、家族様も使用可能です。
 

コインランドリ

3台設置してあります。
 

寝具

レンタルがあります。

  • トレーナー式 162円/日(税込)
  • 病衣(上下式) 108円/日(税込)
  • 病衣(ボタン式) 216円/日(税込)
  • 寝具代(6階病棟家族控え室利用のみ)
    寝具1セット 1,000円/日(税込)
    ※利用開始から24時間以内を1日とします。

ブルーレイ・DVDプレーヤー

デイルームで個人的に使用できます。