病棟・各部案内

透析センター

スタッフ紹介

ご挨拶

当院透析センターは平成15年10月の開院時より稼動しており、現在ベッド数56床、患者様の総数は130名に上っています。
私たち透析スタッフは、より新しい透析技術を取り入れることはさることながら、患者様に安心して透析を受けて頂けるような質の高い透析医療を提供することと、そして患者様の生活の質が向上することを念頭において努力しております。
一つの例としては一般的な透析治療以外に小分子量から低分子量まで広い範囲の尿毒素物質を血液透析と濾過 透析を組み合わせて除去するHDFや閉塞性動脈硬化症いわゆる悪玉コレステロール(LDL)を除去するLDLアファレーシス等の治療も行っております。
また、脳血管障害や虚血性心疾患などの合併症の増悪時や緊急時には、姉妹病院でもある協立病院とは密に連携しており、入院も含め救急治療にも対応するべく努めております。

透析担当医 澤田 寿一

    


設備・スタッフ・診療内容

設備

多人数用透析装置 53台(オフラインHDF機種1台、オンラインHDF機種1台)
個人用透析装置 3台
透析ベッド数 56床

スタッフ
透析担当医師 2名
看護師 15名
臨床工学技士 10名(女性スタッフ2名)
看護助手 3名
クラーク 1名

診療内容
月水金(2クール) 9:00~15:00、14:30~19:30
火木土 9:00~15:00

透析センター看護部

看護スタッフは頼もしくて、フレンドリーな面々がそろっています。
基本方針は安定された外来、入院中の患者様の維持透析を担い、スタッフの連携を密にし安全、安楽な透析看護を提供しています。
また医師、臨床工学技士、病棟スタッフとの連携を強化し信頼されるスタッフの育成を目指しています。


    


臨床工学科

 昭和63年に臨床工学技士法が施行され、その業務として医師の指示の下「生命維持管理装置の操作・保守点検」となります。一口に「生命維持管理装置」といっても多種多様にあり、狭い意味では人工呼吸器、人工心肺装置、人工透析装置、除細動器、閉鎖式保育器、補助循環装置の6種類の装置が謳われていますが、血圧の低下で生命維持も困難な状態(ショック状態)に、血圧を上げるための薬を入れ続けるために用いられている薬液ポンプも幅広く捕らえると「生命維持管理装置」と言い換えることができます。これらの医療機器を安全に使えるように定期的に点検することも臨床工学技士の業務です。

    

 当院には、14名の臨床工学技士が在籍しており、急性期の姉妹病院で働いた経験豊富なスタッフも多く在籍し急なトラブルにも安全を第一に対応しています。また女性スタッフも4名在籍し産科領域などで活躍の場を広げています。

    

 人工透析業務では1回3~5時間の治療に対して準備・プライミング(人工腎臓を生理食塩水で洗浄・充填する)、透析条件の確認と設定(体重増減量、血液流量、抗凝固剤用量などを装置に設定)、シャントへの穿刺(血液流入出の確保)、透析中のバイタルチェック(血圧、脈拍、状態などの変化を診る)、装置チェック(設定、装置、体外循環が正常かの確認)、返血工程(薬剤の注入や止血、バイタルチェック)、廃棄物処理と洗浄(血液回路の廃棄、装置の洗浄消毒)といった一連の流れを全て行っています。

    

 透析装置は年間計画に沿ってメンテナンスを行い常に正常な状態を維持しています。特に透析液中の細菌繁殖やエンドトキシンの流入を防ぐため環境と体に害のない熱水消毒ができる透析用水精製装置を新設し、厳しい基準値をクリアした透析液管理を進めています。透析合併症予防に効果が期待されるオンラインHDF装置も導入し、QOL向上を目指しています。
透析アミロイドーシスに対してはβ2MG吸着筒、閉塞性動脈硬化症に対してはLDL吸着療法や血漿交換療法などの特殊な血液浄化法もおこなっています。

    

 人工透析治療中は急激な患者状態の変化が起こり易いとされ、安全な透析治療が求められています。そのため医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士との連携を図り、チーム医療で治療・ケアに当たれるよう業務に取り組んでいます。
 当院には透析で使用している医療機器以外にも生命維持管理装置である人工呼吸器・保育器・除細動器をはじめ、シリンジポンプ・輸液ポンプ・生体情報モニターなどの治療には無くてはならない装置や、産科病棟の麻酔器・分娩監視装置や医療ガス配管といった幅広い領域で計画的にメンテナンスを行っているだけではなく、病院スタッフが装置を安全に取り扱えるように指導・教育も行っています。